後 袈 裟 丸 山 【 1,908m 】
郡界尾根に咲くアズマシャクナゲ | 郡界尾根に咲くアズマシャクナゲ |
郡界尾根のアカヤシオツツジ | 郡界尾根のアカヤシオツツジ |
昨日、弓ノ手コースから登った標高1676mの小袈裟(小丸山)の 山頂周辺のアカヤシオツツジはあと数日で終わりのような感じであ った。続いて今日は、郡界尾根登山口から後袈裟丸山までを往復 することにした。このコースでは、毎年アカヤシオツツジの咲く頃に 標高が約1500m付近のシャクナゲ群落帯で蕾と開花した花を少し 見ることができる。今年はアカヤシオツツジの開花が1週間から10日 程度早く開花したので、シャクナゲの開花も早いのではないかとの 予想をいつものヤマ勘でたててみた。また、郡界尾根のアカヤシオ ツツジも標高が1500m以下では終わっていると思われので標高が 1600m〜1700mに咲いているであろうアカヤシオツツジを求めて、 これもいつものヤマ勘で追っかけてみることにした。このコースも今年 で5年連続になるが、きれいなアカヤシオツツジとシャクナゲは何度見 ても飽きないので、今年も追いかけることにした。 |
山 名 | 後 袈 裟 丸 山 【 1,908m 】 |
山 域 | 群馬県みどり市東町 / 栃木県日光市 |
山の特徴 | アカヤシオツツジ、シャクナゲの咲く郡界尾根 |
登山年月日 | 2015年05月08日(金)/2014年05月18日(日) 2013年05月22日(水)/2012年05月20日(日) 2012年05月19日(土)/2011年05月21日(土) 2011年05月20日(金)/2011年05月15日(日) |
天 候 | 曇り時々晴れ(2015年05月08日) |
行 程 | 郡界尾根登山口 〜 八重樺原 〜 石祠 〜 後袈裟丸山(往復) |
歩行時間 | 登山口から山頂まで約3時間 |
交 通 | 車利用 : R122 〜 小中橋 〜 R268 〜 小中新地林道 〜 郡界尾根登山口 |
地 形 図 | 赤 城 ・ 皇 海 1 : 50,000 |
(1) 郡界尾根コースの登山口から出発です。 |
|
(2) 木の階段が稜線まで続きます。 |
|
(3) 登山道ではトウゴクミツバツツジが 満開です。 |
|
(4) 登山口から約30分で稜線に 出ます。笹の道を八重樺原へ 向かいます。 |
|
(5) 八重樺原の標高1415mの地点に 三等三角点が置かれてあります。 |
|
(6) 八重樺原から先に進と正面に 袈裟丸山連峰が見えてきました。 |
|
(7) 標高約1500m付近にあるシャク ナゲ群落帯に到着しました。 ありましたよ。シャクナゲの 蕾ですが濃いピンク色が とてもきれいですね。 もうすぐ開花しそうです。 |
|
(8) そして開花しているシャクナゲです。 この美しさは何度見ても 飽きないですね。 |
|
(9) 開花したばかりのシャクナゲの 薄いピンク色も綺麗ですね。 |
|
(10) 蕾も見られますが、開花が進んでいる シャクナゲが結構あります。 |
|
(11) 朝日に照らされて美しさが増します。 |
|
(12) どうやらシャクナゲ開花予想の ヤマ勘が当たったようです。 |
|
(13) そしてアカヤシオツツジも 標高が1500m付近から かなり咲いています。 |
|
(14) 弓ノ手コースの方が日当たりが良い ので開花も散るのも早く、郡界尾根 コースの方が標高も高い所にアカ ヤシオがあるので開花が少し遅い ため、まだきれいに咲いてるようです。 これは勝手な解釈かもしれませんが・・・ |
|
(15) 石祠に到着しました。ここにもシャク ナゲの群落帯がありますが、蕾が多く 開花し始めている花も見られます。 |
|
(16) 高度が上がるにつれアカヤシオ ツツジを多く見ることができます。 |
|
(17) 登山道に咲くアカヤシオツツジを眺め ながら袈裟丸山の山頂を目指します。 |
|
(18) 花数はやや少ない感じもしますが、 綺麗に咲いています。 |
|
(19) 登山道に咲くアカヤシオツツジの 写真を撮るのに忙しくてなかなか 先に進めません。 |
|
(20) アカヤシオツツジの写真を撮ってばかり いるので後から来た人に追い越されて しまうところ、シャッターだけをお願い しました。八反張から前袈裟丸山 までを往復するとのことで急いで 先に行ってしまいました。 |
|
(21) 標高1685m付近に咲くアカヤシオ ツツジは開花したばかりのようで 色もきれいです。 |
|
(24) ここではアカヤシオツツジの先に 赤城の黒檜山が見えます。 |
|
(25) この斜面にはかなりたくさんの 花が咲いていますが、地面には 花びらが沢山落ちていますよ。 風が吹くと花吹雪になっています。 |
|
(26) ここでも花びらがかなり落ちています。 |
|
(27) 標高約1700mに来ると何とまだ蕾があり、 花も開花したばかりです。 |
|
(28) 登山道の先に見えるのはシャクナゲの 群落帯ですがシャクナゲは咲いていない のにアカヤシオツツジが咲いています。 |
|
(29) 後袈裟丸山の山頂に到着しました。 |
|
(30) 山頂の北側に古くなって今にも倒れそうに 傾いているやや太い木の上に登ると 至仏山(右)や笠ヶ岳(左)が、また 上州武尊等が良く見えます。山頂付近 にはまだ雪が残っていますね。 絶景かな。絶景かな。 |
|
(31) 後袈裟丸山から正面奥に 前袈裟丸山です。 |
|
(32) 後袈裟の山頂から少し奥に入ると木々の 間から日光白根山が見えます。その手前は 庚申山から鋸山へ続く鋸十帽(峰)の小ピークが 見えます。だいぶ前にあのピークを歩いて 皇海山までを往復しましたが鎖場、梯子等 変化があり、とても面白かったです。 |
|
(33) さて、後袈裟の山頂に戻ると埼玉県所沢市から 来られたK御夫妻。これから昼食ですが、カメラを 向けると恥ずかしいので顔は無し、でこのポーズ ならHPへの掲載はOKとの承諾を得ました。 なんとこの御夫妻とは10日ほど前に西上州の 笠丸山の登山道ででお会いしたのでした。 |
|
(34) この山頂でまたお会いするとはびっくりです。 アカヤシオを追いかけているとのことなので、 再会したのは納得です。K御夫妻は西上州を 中心に浅間山等も含め毎週のように歩いている そうです。山の話しをしていると我がホームページ 「山小屋K2」を時々見て知っているとのこと。 またまたびっくりしました。 |
|
(35) パソコンの「お気に入り」に登録されて おり、「富士山」の写真や「花」の写真を 掲載していますねと内容をあまりにも 詳しく説明されるのでこちらが驚いて しまった次第です。 |
(36) このような方がいるのは本当にあり がたいですね。感謝、感謝です。今後も HPを作成する上でとても励みになります。 今日、ここでお会いできたことは大変 幸運でした。またどこかの山でお会い しましょう。 |
(37) 山頂でK御夫妻とお別れして途中で またシャクナゲを撮りながら下山です。 |
|
(38) 八重樺原付近から振り返ると正面奥に 前袈裟丸山(右)と後袈裟丸山(左)です。 |
|
(39) 登山口に戻ってきました。登山口前の 駐車場には入山者の車がまだ止まって います。下山後は水沼駅温泉センターで 汗を流して帰りました。 充実した一日でした。 (了) |
|
click here → | 【 アカヤシオツツジの咲く山編へ 】 |
click here → | 【 シ ャ ク ナ ゲ の 咲 く 山 編 へ 】 |