鶏 鳴 山 【 961m 】


( けいめいざん )

鶏鳴山(北の肩)から見た男体山(左奥) 北の肩から見た女峰山(右奥)
アカヤシオツツジと鶏鳴山(右下) 登山道に咲くアカヤシオツツジ
    鳴神山と栗生山のアカヤシオツツジを楽しんで、翌日は石裂山(おざくさん)に
    向かうことにした。石裂山もアカヤシオツツジが綺麗に咲くお気に入りの一つの

    山で昨年、一昨年と二年連続して出かけたのだが、昨年は春先の長雨で石裂山
    の特に月山周辺の花が蕾のまま枯れてしまって悲惨な状態だった。今年は綺麗

    に咲いていることを願って楽しみに出かけた。ところが、ところが・・・・・・
    ・・・・本文の記録をご参照ください。

【 山行データ 】

山   名  鶏 鳴 山 【 961m 】 ( けいめいざん )
山   域  栃木県日光市
山の特徴  日光前衛の孤峰・日光連山の展望が良く
 アカヤシオツツジが咲く
登山年月日  2014年04月24日(木)
天   候  晴れ
行   程  鶏鳴山登山口 〜 鶏鳴山 〜 北の肩 〜 山頂
  〜 947mピーク 〜 851mピーク 〜 下山道
  〜 鳴山林道入口 〜 鶏鳴山登山口
歩行時間  鶏鳴山登山口から山頂まで
 約1時間30分
交   通  車利用: 
    R121(日光例幣使街道)板橋 〜 広域農道
     〜 長畑中井 〜 ゴルフ場 〜 林道入口 〜
     落合橋 〜 Y字分岐 〜 鳴山林道入口 〜
     鶏鳴山登山口
地 形 図  今市・文挟 1 : 25,000
(1)
石裂山の登山口に着くと何やら立て看板が
ありますよ。何、何????
「倒木多数のため、千本桂より先への
入山はできません」・・・

え〜っ!そ、そんなバカな〜!ガ〜ン!
(2)
本来ならこの加蘇山神社の階段を登って
約30分先に千本桂があり、アカヤシオツツジの
咲く山頂に向かう予定なのだが千本桂から
先へは進むことが出来ないとのこと。
残念無念。・・・入山できないここでウロウロ
していても仕方ない!即、計画変更だ!
近くの鶏鳴山へ向かうことにしよう!
(3)
ということで、石裂山の登山口から車を
約40分走らせて日光前衛の孤峰の山と
言われている「鶏鳴山」の登山口に
やってきました。この山は前から登って
みたい山の一つであったのでちょうど
良い機会ができました。
(4)
登山口に車を停めて西沢川の渓流に
架かるを橋を渡って林道を登っていきます。
(5)
左手奥に大きなログハウスを見ながら進むと
右手に小さく登山口」と書かれた標識があり、
ここからいよいよ桧林の登山道になります。
(6)
急な登りを高度を上げていきます。
(7)
途中で樹間から見える古賀志山方面の
景色を眺めながら休憩です
(8)
さらに進んで数か所の林道を横切り
ながら山頂を目指します。
(9)
急登はまだ続きますが、右奥に
カタクリの群生地が見えてきました。
(10)
林床にたくさんのカタクリの花が綺麗に
咲いています。
花びらを後ろに反らせて
まるで人の目を恥じらうようにうつむいて
咲いています。花言葉は、赤色のシクラ
メンと同じで「嫉妬」。花の形が燃え上がる
炎を連想させることからついたそうです。
(11)
さらに高度が上がると樹間から
男体山が大きく見えてきました。

山頂までもう少しです。
(12)
鶏鳴山の北の肩に到着しました。
すぐ先の岩の上には石祠が
数個安置されています。
(13)
出発する前に登山口に通りかかった
地元の人に聞いたところによると
30日にここで地元の村人が集まって
お祈りの儀式?をするそうです。
(14)
おや?アカヤシオツツジさんでは
ありませんか。岩の西側斜面に
ひっそりと咲いていますよ。
(15)
そして北西方面には日光連山の
眺望がすばらしいです。
(16) 日光白根山(左)と男体山 (17) 大真名子山(左)と小真名子山(右)
(18)
帝釈山(左)と女峰山(正面)
(19)
写真を撮っているとあとから登ってきた
地元栃木市から来たというTさん(右)です。
周辺の山々は殆ど登ってしまい登る山が
なくなってしまい一つの同じ山を百回以上
登っているそうです。
このTさんが言うには2
月の大雪とその後の雨と強風で山中の木々が
かなりやられて倒木が多くなったとのことです。
(20)
Tさんの話によると石裂山の倒木もこの
影響のようで納得でした。Tさんと
お別れして北の肩から南下して平坦地を
進み一旦下って登り返すと鶏鳴山の山頂です。
回りは木に囲まれていますが樹間から
男体山が見えます。
(21)
山頂から南下して947mの
ピークに向かいます。
(22)
ピークに向かいながら登山道を
振り返ると先ほど休憩した
鶏鳴山が見えます。
(23)
ここにもカタクリの群生地がありました。
(24)
さらに進んで行くとアカヤシオツツジが
咲いているではありませんか。
(25)
それほど多くはありませんがミニ群生地です。
(26)
ここでもアカヤシオツツジを
撮るため休憩です。
(27)
展望の良い岩場があるので先に進むと
男体山が右奥に見えます。枝が邪魔して
いますが、男体山の白い山頂が見えます。
また左奥には袈裟丸山連山も見えています。
(28)
結構きれいに咲いているので
うれしくなりますね。
(29)

右下には鶏鳴山が見えています。
(30)
まだ蕾もあります。
(31)
アカヤシオツツジを楽しんでから
947mのピークに向かいます。
(32)
947mのピークを過ぎて
やや不明瞭な道を進むと
小さな石祠があります。
ここからさらに次の815mの
ピークに向かいます。
(33)
石祠を過ぎて高度を下げて、
再び登りかえすと桧林の中に
ある815mのピークに到着です。
「下山道」と書かれた小さな
標識があるのでここを左折して
尾根を下っていきます。
(34)
この桧林の尾根を赤いテープを
目印に下って行きます。
(35)
尾根を下ると鳴山林道に出るので左折して
車を停めた登山口まで約20分歩いて
戻ります。石裂山には入山できなかった
ものの、日光連山の展望とアカヤシオ
ツツジを楽しむことが出来て大満足の
山行でした。
 (了)
click here  → 【 アカヤシオツツジの咲く山編 】

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