弘 法 山 【 235m 】


樹林に囲まれた弘法山の山頂 登山道に咲くユリの王様・ヤマユリ
浅間山から見た富士山(正面奥) めんようの里から見た丹沢・大山(右奥)
吾妻山の山頂に咲くヤマユリ 登山道に咲くユリの王様・ヤマユリ
ユリの女王・カサブランカ / ( 参考写真 ) ユリの女王・カサブランカ / ( 参考写真 )

【 山行データ 】

山    名  弘 法 山 【 235m 】 / 浅 間 山 【 200m 】 /
 権 現 山 【 243m 】 / 吾 妻 山 【 150m 】
山    域  神 奈川県秦野市
山の特徴  弘法大師にゆかりのある信仰の山、春に桜、
 夏にヤマユリが咲く展望の山
登山年月日  2017年07月15日(土)
天    候  晴れ
行    程  秦野駅 〜 弘法山入口 〜 浅間山 〜 権現山 〜
 弘法山 〜 吾妻山 〜 鶴巻温泉駅
 
 ( 下山後 : 鶴巻温泉「弘法の里湯」へ)
歩行時間   秦野駅から鶴巻温泉駅まで全行程
  約2時間40分( 休憩時間を除く )
交    通  電車利用: 新宿駅〜秦野駅(小田急線)
地 形 図  秦 野 ・ 伊勢原 : 1 : 25,000
     神奈川県の秦野市に弘法山という標高の低い山がある。弘法大師が
     修行したとされ、故事に由来する山で春の桜がすばらしいことと、夏に

     はヤマユリの咲く山として知られている山である。以前から気になって
     歩いてみたい山の一つとして計画はあったもののなかなか実現しなか

     った。と言うのもヤマユリは7月から8月にかけて里山など標高の低い
     山に咲くのでこの時季は暑さのためバテてしまうので夏季登山は避け

     るものとして躊躇して登らずにいたのだが今夏は新たに「ヤマユリ追っ
     かけ隊」を個人的に編成して暑さを我慢して出かけてみることしにした。

     ところで純白の大輪の花を咲かせる「カサブランカ」という名のユリの花
     は日本特産の「ヤマユリ」を原種としてオランダで1970年代に作出され

     その純白の美しさから「ユリの女王」と評されているが一方でヤマユリは
     白い花びらにあざやかな黄色いすじが走り、全体に赤い斑点が散って美

     しさと格調をもった「ユリの王様」と言われている。強い芳香を放ち離れて
     いてもこの香りで花に気づくほどで見る者を圧倒するほどの存在感の強

     い花である。花言葉は「荘厳」と言われるそうで、このヤマユリが神奈川県
     の県花とのことでもあるので本家本元の神奈川県の弘法山のヤマユリを

     撮影するために暑さを我慢して出発!・・・です。
(1)
小田急線の秦野駅に午前7時10分頃に
到着したところ、駅前のバス停は登山者が
長蛇の列。びっくりしたなぁ〜。この人たちは
ヤビツ峠行きのバスを待つ登山者です。
イタツミ尾根から大山へまたは表尾根を
二ノ塔〜三ノ塔〜塔ノ岳へ向かう登山者
のようです。
(2)
こちらは駅前から混雑するバスには
乗らず歩いてすぐ先に見える
浅間山〜権現山〜弘法山〜
吾妻山へのんびりと向かいます。
ヤマユリさんは咲いているかなぁ?
(3)
駅前から歩いてすぐ近くにある
全国名水百選「秦野盆地湧水群」
の「弘法の清水」に立ち寄って
おいしい名水を一杯飲んでから
弘法山の登山口に向かいます。
(4)
水無川沿いの道を直進して
突き当りを左折し河原町の
交差点を渡ります。
(5)
交差点を渡り少し歩くとすぐ右側に
弘法山公園入口の大きな案内板が
あります。ここを右に入ります。
(6)
入口からすぐ先に登山口があるので
丸太の階段を登って行きます。
登山口に入ると間もなく
ヤマユリの強い香りがして、
ヤマユリさんがありましたよ。
(6)
先に進むと浅間山の山頂になります。
右側からの展望が良く、富士山や
箱根の山々が見えます。
登りでは汗を
かいて水分補給ですが木陰では
予想外に涼しいので助かります。
(7)
浅間山の山頂から秦野市の
市街地の先には箱根の山々、
金時山、富士山が見えます。
(8)
山頂には立派な山名(浅間山)の
標識があります。
(9)
浅間山から権現山へ向う途中から
大山が大きく見えます。
(10)
登山道には色あざやかな
紫陽花も咲いています。
(11)
浅間山から次の権現山へ向かいます。
(12)
権現山へ向かう登山道にも
ヤマユリが咲いています。
(13)
丸太の階段を登りきると
山頂になります。
(14)
権現山の山頂に到着しました。
山頂には立派な展望台があります。
(15)
展望台からの眺めは最高です。
正面奥には箱根の山々、
右奥には富士山が見えます。
(16) 左から下二子山〜上二子山〜
駒ヶ岳〜神山〜冠ヶ岳
(17) 正面奥は箱根の金時山です。
(18)
金時山から右へ目を向けると
富士山です。山頂付近には
まだ雪が少し見えます。
(19)
丹沢・大山も見えます。
(20)
権現山で休憩して展望を楽しんだ
ところで弘法山へ向かいます。
(21)
薄紫色のあじさいがきれいに
咲いています。
(22)
道幅の広い「馬場道」を
弘法山へ向かいます。
(23)
弘法山へ向かう途中から
丹沢の表尾根の山並みが
良く見え、登山道にはヤマ
ユリが続きます。
(24)
丹沢の大山も大きくなってきました。
(25)
めんようの里では羊が放牧されており
牧草を美味しそうに食べていますよ。
(26)
めんようの里への途中の斜面にも
ヤマユリの群生地があります。
ここでヤマユリの写真を撮ってから
弘法山へ向かいます。
(27)
弘法山の山頂に到着しました。

樹林に囲まれた山頂は展望は良く
ありませんが、小広く落ち着いた
雰囲気で休憩するのに良い場所です。
(28) 弘法山の山頂 (29) 山頂の鐘楼
(30) 「乳の水」と呼ばれる井戸 (31) 弘法大師が祀られた釈迦堂
(32)
弘法山から吾妻山へ向かいます。
この登山道にも綺麗なヤマユリを
見ることができます。
(33)
登山道から大山も良く見えます。
(34)
善波峠から吾妻山へ向かいます。
(35)
吾妻山への登山道にもヤマユリが
咲いています。
(36)
吾妻山の山頂に到着しました。
(37)
山頂のすぐ手前にみごとなヤマユリを発見です。
驚いたことに一本の茎からこんなに
たくさんの花や蕾が見られます。
(38)
山頂にはかわいらしい休憩所があります。
休憩してお弁当を食べている登山者も見えます。
(39)
この山頂の周辺にもヤマユリを
見ることができるので写真撮影タイムです。
(40)
このヤマユリさん「私は神奈川県の
県花です」と言わんばかりに咲いていました。
思わず笑ってしまいました。
(41)
吾妻山から下山開始し鶴巻温泉へ向かいます。
(42)
鶴巻温泉の「弘法の里湯」に立ち寄り
汗を流してから鶴巻温泉駅に向かいました。
(43)
鶴巻温泉駅から電車に乗って新宿駅へ
戻りました。今回は予想外の綺麗な
ヤマユリを沢山見ることができて
ヤマ勘が当たり良かったです。
ちょっと,暑かったですがでも
大満足でした 。 (了)
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