前 袈 裟 丸 山 【 1,878m 】
前 袈 裟 丸 山 の 山 頂 | 前袈裟丸山から見た後袈裟丸山 |
小 丸 山 ( 小袈裟 ) の 山 頂 | 小丸山の山頂に咲くアカヤシオ |
アカヤシオツツジの花がきれいなピンク色に山肌を染めて楽しませてくれた 季節もそろそろ終わりに近づいてきた。袈裟丸山のアカヤシオツツジが今シ ーズンの最後になりそうなので、いつごろ出かけようかと計画を練っていた ところ群馬県桐生市に在住の山友Kさんから袈裟丸山のアカヤシオツツジ 情報のメールが入った。18日(土)現在で、登山口から賽の河原付近は終了し、 小丸山付近できれいに咲いているがそろそろ終わるとの内容の情報だ。この ような貴重な情報をいただけるのはとてもありがたい。Kさんに感謝です。そこ で早速、天気のよさそうな21日にでかけることにした。今年は雪や霜、雨等で 標高の低い山のアカヤシオツツジがかなり被害を受けているので袈裟丸山の アカヤシオツツジはどうなのかと思いながら出発です。 |
【 山行データ 】
山 名 | 前 袈 裟 丸 山 【 1,878m 】 |
山 域 | 群馬県東村 |
山の特徴 | 北側の岩場から日光連山の眺望が良い |
登山年月日 | 2013年05月21日(火)/2012年05月19日(土)/ 2011年05月15日(日)/2002年06月08日(土) |
天 候 | 曇りときどき晴れ(2013年05月21日) |
行 程 | 折場登山口 〜 小丸山 〜 前袈裟丸山(往復) |
歩行時間 | 登山口から前袈裟丸山まで 約3時間 |
交 通 | 車利用: R122 〜 沢入 〜 (小中西山線) 〜 折場登山口 |
地 形 図 | 袈裟丸山 1:25,000 |
(1) 折場登山口から弓の手コースに入るとすぐ 目指す袈裟丸山が正面に見えてきました。 |
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(2) 登山道にアカヤシオツツジが見えて きましたが、提供していただいた情報の とおりピークは過ぎてしまったようで花数は 少なくなっています。 |
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(3) 一年前の今頃に来た時はこの付近の アカヤシオツツジはもう少しあったような 気がしますが今年は開花が早くすでに ピークを過ぎてしまったことと、雪や霜で 被害を受けたような感じもします。 |
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(4) 登山道から約1時間で石地蔵や石積のある 賽の河原に到着しました。この付近の アカヤシオツツジも終わってしまい ちょっと物足りない感じです。 |
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(5) 賽の河原から先に小丸山へ向かうと Kさんからの情報のとおり、アカヤシオ ツツジの花数が多くなってきました。 |
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(6) 標高が1,500mを越えると きれいな花が多くなってきました。 |
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(7) この付近では満開です。どうやら 雪や霜の被害はなかったようです。 |
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(8) この付近からしばらくはきれいな花が続くので 写真を撮りながらのんびりと小丸山に向かいます。 |
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(9) 今年は3月の雪や霜で標高の低い山の アカヤシオツツジはかなり被害を受けて 花、蕾が枯れている状況が多く見られ ましたが、標高の高い1,400m以上の 山では影響が少なかったようです。 |
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(10) 小丸山の山頂付近からは さらに花数も多くなりました。 |
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(11) 小丸山が近くなってきたのですが なかなか到着できそうもありません。 |
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(12) この付近ではまだ蕾もあります。 |
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(13) やっと小丸山(1,676m)に到着しました。 山頂のアカヤシオもきれいに咲いています。 左奥に一人登山者が見えます。 |
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(14) 小丸山の山頂から正面奥に 足尾の庚申山とその左奥に 日光白根山が見えます。 |
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(15) 山頂に咲くアカヤシオツツジの 先には袈裟丸山が見えます。 |
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(16) 前袈裟丸山から後袈裟丸山〜 中袈裟〜奥袈裟の山並みです。 |
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(17) 小丸山の山頂周辺のアカヤシオツツジは 見ごろできれいに咲いています。 |
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(18) 正面奥には日光男体山が見えて いますが、こちら方面には雲が 多いようです。 |
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(19) 小丸山付近のアカヤシオを 眺めながら前袈裟丸山へ向かいます。 |
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(20) 一旦平地に下りて進むと左に黄色い 避難小屋が見えてきましたが、ここを 通り過ぎて正面に見える 前袈裟丸山に進みます。 |
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(21) 急登から笹の道に出ると山頂が近くなりました。 |
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(22) 前袈裟丸山の山頂に到着しました。 途中で何人かの登山者に抜かれたのですが 山頂には誰もいません。どうも皆さんは 後袈裟丸山に向かったようです。 |
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(23) 前袈裟丸山の山頂からシャクナゲの群落帯 を抜けると展望の良い岩場があるので休憩です。 正面に後袈裟丸山が見えます。シャクナゲは まだ蕾の状態で花は咲いていないので 今日はここまでにして登山口に戻ることにします。 |
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(24) 岩場で休憩しながら遠くの山を見ると 尾瀬の至仏山が見えます。 山頂付近にはまだ雪が多く残っています。 |
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(25) 上州武尊山も雪があります。 |
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(26) こちらは日光白根山です。 その他谷川連峰、皇海山、男体山の 山々を楽しんで下山です。 (了) |
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↓ 【 以下は番外編です 】 | ↓ 【 下山途中で出会ったおもしろ鹿さんです 】 |
【 鹿の百面相ならぬ百耳相?で耳に注目です 】 (1) 下山途中の賽の河原付近で大きな鹿を 見かけたので、そ〜っとカメラを構えて ファインダーを覗いて見ると鹿さんが こちらをジ〜っと見ているではあ〜りませんか。 そこでピィ〜!ピィ〜!(ピントを合わせる音)と ピントを合わせてバシャ! |
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(2) するとその音に反応して両耳を器用にラッパの ような形に丸めてこちらに向けているではあり ませんか。何の音かと思ったようです。これには 感心、感心。そこで素早くもう一度ピィ〜!ピィ〜! バシャッ! |
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(3) すると今度は、な〜んだ。さっきと同じ音だな。 と言わんばかりに片耳だけをこちらに向け(右)、 あとの耳(左)は後ろに向けてしまいました。 これには驚きと感心です。 そこでまたまた急いで、ピィ〜!ピィ〜! バシャ〜!です。 |
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(4) すると今度は、「何回もうるせぇ〜!」 「もう聞き飽きた!」と言わんばかりに 両耳を後ろ向きにしてしまいました。 これはおもしろい鹿さんですよ。 さらにピィ〜!ピィ〜!バシャ! |
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(5) 今度はいつまでやっているんだ! と言わんばかりに横を向かれて しまいました。いや〜っ!まいった、まいった!です。 この鹿さんには大変楽しませていただきました。 ここであまり長居はできないので 鹿さんに御礼を言って僕は帰ることにしました。 |
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(6) 鹿さんは最後まで僕を見送ってくれました。 さようなら、ありがとさん!元気でね! おもしろ鹿さんの百耳相でした。 * 文中にある「百耳相」は勝手に付けた造語です のでご承知願います。 |
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(7) 登山道にはトウゴクミツバツツジが 咲き始めていました。 |
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(8) ヤマツツジも咲き始めていましたが シロヤシオツツジはまだ蕾でした。 ( 番外編終わりです ) (了) |
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