鳴 虫 山 【 1,103m 】

アカヤシオツツジと男体山 神ノ主山から見た女峰山
登山道に咲くアカヤシオツツジ 登山道に咲くアカヤシオツツジ
鳴虫山の山頂から見た日光連山 女峰山(左奥)とアカヤシオツツジ

【 山行データ 】

山   名  鳴 虫 山 【 1,103m 】
山   域  栃木県日光市
山の特徴  日光連山の眺望とアカヤオツツジ咲く山
登山年月日  2019年05月03日(金)/2014年04月25日(金)
 1984年11月04日(日)
天   候  晴れ時々薄曇り(2019年05月03日)
行   程  東武日光駅 〜 登山口 〜 神ノ主山 〜
 鳴虫山 〜 合峰 〜 独標 〜 含満淵 〜
 神橋 〜 東武日光駅
歩行時間  日光駅から鳴虫山まで約2時間
交   通  電車利用  
    東武伊勢崎線・東武日光線
    ( 西新井駅 〜 南栗橋駅 〜 東武日光駅 )
地 形 図  日光北部 ・ 日光南部 1 : 25,000
      鳴虫山のアカヤシオツツジ山行は5年ぶりになる。今回は埼玉県
      越谷市に在住のITさんと一緒の山行になった。ITさんとは昨年末

      から元日にかけて三ッ峠山に登った際、宿泊した山小屋で同部屋
      になり、晦日は山小屋のコタツに入っていろいろと山の話しをして

      知り合いになったのがきっかけで、その後は頻繁にメールで山の
      情報交換をするようになった。ITさんはアカヤシオツツジの咲く山

      にはこれまで登山経験がないとのことなので鳴虫山をお薦めした
      のだが、メールのやりとりの中で今回の山行を一緒にすることに

      なった。今年の春先の天候は長雨が続いたり寒の戻りがあったり
      で不順な天気なのでアカヤシオツツジの開花時季の遅れもあった

      りで個人的には花の状態がイマイチの感じもしており、どの程度開
      花しているのか、鳴虫山を紹介した手前、ITさんに楽しんでもら

      えるのかも気になりつつ出かけることにした。
      さて今回もいつものヤマ勘はいかに・・・
(1)
東武日光駅の改札口でITさんと
合流して出発し、街中を話しを
しながら歩いて志度淵川を
渡って案内板のある登山口
まで来ました。
(2)
さて約4ヶ月ぶりにお会いした
ITさんは足取りも軽やかに
先に歩き出しました。
(3)
急坂を登るとすぐに
鳥居のある天王山に
到着です。ここは
休憩をとらず先に
進みます。
(4)
天王山から南東にのびる
急な杉林の尾根を登って行き
ます。あとから登山者が何人も
先を急ぐように追い越して行き
ますが、われ等二人はマイ
ペースで進みます。
(5)
登山口から約50分で
標高842mの神ノ主山
(こうのすやま)に到着です。
(6)
山頂には木製のベンチが
置かれてあります。
写真を撮るため、
小休止です。
(7)
樹間から北西に女峰山が
見えます。この山には
2013年9月と2005年
9月の2回登りましたが、
山頂は360度の大展望で
すばらしい山頂でした。
(8)
神ノ主山から先に
進んで行くとピンク色の
トウゴクミツバツツジが
見えてきました。
(9)
登山道の途中から男体山が
大きく見えます。山頂付近には
残雪が見えます。
(10)
ブナ、ミズナラ、ナツツバキ等の
落葉高木の緑色が美しいです。
(11)
木の根っ子が多くて
歩きにくい登山道を登って
行きます。
(12)
登山道にアカヤシオツツジが
見え始めました。
(13)
標高の低い登山道では
花のピークを過ぎている
ようで落花も多く見られ
花数が少なくなっています。
(14)
それでも部分的に綺麗に咲いている
アカヤシオツツジも見られます。
(15)
標高が約1,000m位になると
花数も少しずつ増えてきました。
アカヤシオツツジを見上げて
写真をとる登山者さんが
何人か見られます。
(16)
さらに高度が上がると高木の
アカヤシオツツジが多く見られる
ようになりました。
アカヤシオの後ろには
男体山です。
(17)
登山道にはカタクリも
咲いています。
(18)
アカヤシオツツジを眺め
ながら鳴虫山の山頂に
到着しました。
(19)
山頂には二等三角点が
置かれてあります。
(20)
登山道の途中ではアカヤシオ
ツツジを中心にしての写真撮影
でしたが、山頂でやっと本日同行の
ITさんの記念撮影ができました。

ITさんは最近では赤城山、
陣馬山、高尾山、新倉山等に
登って平均すると月に一回程度の
ペースで山に登っているそうです。
(21)
ついでにこちらもお願いしました。
(22)
山頂には多くの登山者さんが
お弁当を食べたり、写真撮影
をしています。
(23)
同行のITさんも右奥で
アカヤシオや風景写真を
撮っています。
(24)
山頂周辺のアカヤシオは
ピークが過ぎたのか
花数が少ないようです。
(25)
男体山を背にもう一枚ITさんの
記念撮影です。
この後お弁当タイム
にして休憩しましたが、後から
約20人の団体さんが到着し、
全員集合の記念写真撮影の
シャッターをお願いされました。
(26)
休憩が終わりそろそろ下山開始です。
(27)
下山道にもアカヤシオツツジが
咲いています。
(28)
男体山とアカヤシオを眺め
ながら下山するITさん。
(29)
下山道の途中で振り返って
鳴虫山とサヨナラです。
(30)
下山道でも所々で
アカヤシオツツジを
楽しむことができます。
(31)
鳴虫山のアカヤシオツツジは
ピークはやや過ぎてはいたものの
同行のITさんにも満足して
もらうことが出来て良かったです。
(32)
アカヤシオツツジのピンク色と
落葉高木の緑色を楽しみ
ながら下山道を進みます。
(33)
ここは合峰(1,084m)です。
(34)
木の根っ子の登り坂の
登山道は歩きにくいです。
(35)
登り坂を過ぎて独標(925m)に
到着しました。
この付近では
超軽装(手ぶら・半袖、短パン)の
男女二人の外国人が足早に我々を
追い越して下山して行きました。最近は
時々このスタイルの外国人を
山中で見かけますね。
(36)
おや?ここにはミツマタの
ミニ群生帯がありますよ。

ミツマタを見るのは3月下旬の
丹沢の大出山(ミツバ岳)以来です。
(37)
下山口に近づきました。
鳴虫山方面を振り返ります。
(38)
下山して日光宇都宮道路をくぐり
憾満ヶ淵の清流に沿って進むと
化け地蔵が並んでいます。

左側に流れる清流に沿って
滝や黄色のヤマブキを
観賞しながら含満大谷橋へ
向かいます。
(39)
きれいな流れの大谷川の風景です。
(40)
大谷川に架かる含満大谷橋を
渡ります。
(41)
神橋を眺めながら日光橋を
渡り、日光街道を東武日光駅に
向かいました。
今回同行の
ITさんとは、電車に乗って越谷駅で
またの再会を期してお別れしました。

(了)
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