石 裂 山 【 879m 】

( お ざ く さ ん )

西 剣 ノ 峰 か ら 見 た 石 裂 山 西剣ノ峰に咲くアカヤシオツツジ
山 頂 か ら 見 た 男 体 山 月山に咲くアカヤシオツツジ
     いよいよ待ちに待ったアカヤシオツツジの季節が到来した。今年は東京
      では桜や牡丹の開花が例年よりも約2週間も早く訪れてしまったこともあ

      り、山に咲くアカヤシオツツジは予想が難しい年となった。そこでまず標高
      が1,000m以下の低山から調査開始する計画をたて、2年前に登った

      石裂山
879mに訪れることにした。開花時季としては少し早いかもしれ
      ないところであるが、果たしていつものヤマ勘はいかに・・・・・・・・・・・

【 山行データ 】

山   名  石 裂 山 【 879m 】 ( おざくさん )
山   域  栃木県鹿沼市
山の特徴  岩場の山岳信仰の山、
 アカヤシオツツジの咲く山
登山年月日  2013年04月22日(月)/2011年04月29日(金)/
 2011年04月24日(日)/1994年05月07日(土)
天   候  晴れ(2013年04月22日)
行   程  加蘇神社登山口 〜 千本桂 〜 中の宮跡 〜
 奥の宮 〜 東剣の峰 〜 西剣の峰 〜 石裂山
  〜 月山 〜 岩ノ下 〜 登山口
歩行時間  登山口から石裂山まで
 約2時間
交   通  車利用 : 
   R352〜R14〜R240〜神社登山口
地 形 図  古峰原 1:25,000
(1)
2年ぶりに加蘇神社登山口に
やってきました。
(2)
加蘇神社の登拝門をくぐって
まずは本殿に向かいます。
(3)
参拝してから左の登山道から
石裂山に向かいます。
(4)
苔生す樹齢、約1,000年?の
巨大杉を抜けて進みます。

( 杉を通り、振り返ったところです )
(5)
石裂山は日光男体山を開山した勝道
上人がこの山を開山したと伝えられて
いる山岳信仰の山です。道には石仏、
石祠が安置されています。
(6)
沢沿いの登山道を進みます。
(7)
少し進むと「清滝」があります。
(8)
さらに進むと竜ヶ滝休憩舎が
見えてきました。右下の沢に
「竜ヶ滝」があります。
(9)
休憩舎の下に流れる「竜ヶ滝」
(10)
急ぐ登山ではないので休憩舎で、
少し休んでから出発します。
(11)
休憩舎からすぐに分岐点に
到着します。分岐を右に進むと
月山になりますが、ここは左に
進みますが、先に天然記念物の
千本桂が見えてきました。
(12)
「縁結びの千本桂」と呼ばれ
加蘇神社の御神木です。
樹高約23m、樹齢約1,000年
(13)
千本桂から先に進むと
あずまやがある中の宮跡に
到着です。ここからしばらくは
鎖、梯子等が続くので気を
引き締めて出発します。
(14)
転落注意と書かれてある「行者
帰シノ岩」に取り付けられた梯子を
登ります。
(15)
梯子を登ると「石裂岩」に
到着です。右手の梯子はさらに
奥の院まで延びています。
(16)
梯子を上がると洞窟内に
奥の院が安置されています。
(17)
石裂岩から急な尾根に取り付き
岩場かかる橋を渡り、ヒゲスリ岩
に向かいます。この付近から
アカヤシオツツジが少しずつ
見られるようになります。
(18)
ヒゲスリ岩にかかるアルミ製の
階段を登り、さらに進みます。
(19)
階段の途中から北方には
鳴虫山が見えます。
(20)
ヒゲスリ岩を急いで通過します。
この付近では以前は落石や転落
事故が多かったそうです。
(21)
ヒゲスリ岩を通過して登山道を
振り返ると展望が良くなりました。
手前には昨日の雪が白く残って
います。平地では雨でしたが
山では雪が降ったようです
(22)
いよいよ山頂が近くなってきました。
(23)
アカヤシオツツジもちらほらと
見え始めました。
(24)
でも良く見ると花が枯れたり
蕾のまま枯れているものが
見られます。
(25)
この付近では開花し始めた
ところですが、ちょっと様子が
おかしいです。
(26)
綺麗に咲いている花も
見られますが、枯れて
しまっているのがあります。
(27)
東剣ノ峰に到着しました。
雪がありますよ。
(28)
東剣ノ峰から石裂山の
山頂が見えてきました。
(29)
周辺のアカヤシオツツジは
枯れているものが多くどうも
様子がおかしいです。

これは恐らく、開花したところに
雪が降って、寒さにやられて
しまったような感じです。
(30)
東剣ノ峰から西剣ノ峰に向かうこと
にします。梯子が取り付けられた
急斜面を慎重に下ります。だいぶ
前に来た時はこの梯子は無くて、
細い鎖が垂れ下がってそれを頼りに
下りたのですが、今は梯子が取り付け
られて安全になりました。
(31)
東剣ノ峰の下りに取り付けら
れた梯子を下りました。
(32)
この付近ではアカヤシオツツジが
少しずつ多く見られるようになります。
(33)
西剣ノ峰に到着です。
(34)
西剣ノ峰の周辺はアカヤシオツツジ
が綺麗に咲いていました。
良かった良かったです。
(35)
石裂山もすぐ眼の前です。
ここで少し休憩してアカヤシオ
ツツジを観賞します。
(36)
蕾も結構ありますが
綺麗に咲いています。
(37)
数日後に満開の
ような感じです。
(38)
いつ見ても可憐なアカヤシオ
ツツジさんです。
(39)
この美しい花を見ることが
できて大満足といったところです。
(40)
遠くには横根山が見えています。

ここであまりのんびりできないので
石裂山の山頂に向かうことにします。
(41)
途中にもきれいなアカヤシオ
ツツジが見られます。
(42)
石裂山【879m】の山頂に
到着しました。ここにも
白く雪が残っています。
(43) 山 頂 か ら 横 根 山 (44) 山頂から男体山(正面奥)
(45)
石裂山周辺のアカヤシオツツジを
見てから月山に向かいます。
(46)
月山の山頂に到着しました。
(47) 無残にも崩壊した月山神社 (48) 横倒しの月山神社
(49) 月山のアカヤシオツツジ (50) 月山のアカヤシオツツジ
(51)
月山の東面にある岩場に群生して
いるはずのアカヤシオツツジを見て
驚いたのだが、花も蕾も殆どが
枯れてしまっている。この場所は
これから満開になる場所であるが
雪や雨の被害を受けて、開花中に
枯れてしまったようです。
(52)
月山から急斜面を下り、祠の
ある岩ノ下を通り下山します。
(53)
斜面にかけられた梯子を
下りて、登山口に向かいます
(54)
登山口の加蘇神社まえの
駐車場に到着しました。
今年最初のアカヤシオツツジ
調査登山は無事終了しました。
(了)
click here → 【 アカヤシオツツジの咲く山編 】

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