丹 勢 山 【 1,398m 】


【 山小屋K2 】

丹勢山に咲くアカヤシオと男体山 丹勢山に咲くアカヤシオツツジ
アカヤシオツツジと大真名子山(左奥) ア カ ヤ シ オ ツ ツ ジ と 男 体 山
     月山のアカヤシオツツジと笹の多い夫婦山に登った翌日は日光の
     丹勢山にアカヤシオツツジを追いかける計画を立てた。この山には

     初めて登る山なのでどの程度のアカヤシオツツジが咲いているかは
     まったくもって不明でこれもいつも得意とするヤマ勘である。同行のT

     さんはアカヤシオツツジが咲いていようが、いまいが、こちらにおまか
     せのような感じなので外れても気分が楽である。当たるも八卦、当た

     らぬも八卦。いつものヤマ勘追っかけ隊の出発です。

【 山行データ 】

山   名  丹 勢 山 (たんぜやま) 【 1,398m 】
山   域  栃木県日光市
山の特徴  日光連山の大展望とアカヤシオツツジの咲く山
登山年月日  2014年05月04日(日)
天   候  晴れ
行   程  沼ノ平分岐(登山口) 〜 野州原林道横断 〜 丹勢山
 〜 無名峰 〜 丹勢山 〜 野州原林道歩き 〜 裏見の滝分岐
  〜 沼ノ平分岐
歩行時間  登山口から丹勢山山頂まで
 約1時間30分
交   通  車利用 : 
   R120 〜 清滝派出所前 〜 古河電工社宅先林道 〜
          沼ノ平分岐まで
( 駐車 )
地 形 図  日光北部・日光南部 1:25,000
(1)
国道120号の清滝から右折して旧国道
に入り清滝派出所前を右折して古河電工
社宅先の林道をジグザグに進むと沼ノ平
分岐に着く。この先にはゲートがあるので
分岐の林道脇に駐車します。正面はTさん
の車。左にはすでに入山している
登山者の車です。
(2)
林道の少し先に「丹勢山国有林」と
書かれた小さな標柱が立っており
ここが登山口です。(正面の
やや右に見える小さな白い標柱)
(3)
笹の道を進むと登山道になります。
(4)
トレードマーク?の頭にタオルを
巻いたTさんです。昨日の月山編でも
紹介しましたが、山岳林道土木工事の
関係者ではありませんので念のため。
(5)
先に進むと2月に降った大雪の被害か。
登山道を塞ぐ倒木です。
(6)
登山道の左手を見ると前日光の薬師岳〜
夕日岳の山並みです。この先に大きな溝が
あり、溝に沿って右に登って行きますが、
その先で道迷いが発生しました。
(7)
途中で黄色いテープと赤いテープが巻かれた
枝を発見。それまで赤色のテープを目印に
進んで来たのでそのまま赤いテープの巻かれた
左の道へ進むと、アカヤシオツツジと男体山が
見える場所に到着しました。アカヤシオツツジを
発見した嬉しさで写真をパチリ、パチリ、でも
ここではすでに道に迷っていました。
(8)
道迷いは過去に何回も経験済みなので、
基本どおり、黄色テープのある場所まで
引き返すことにしました。ロスタイムは
約30分か。戻るとやはり黄色いテープから
右方向が正解で別のテープを発見です。
この登山道には道標がないので、踏み跡と
テープ、地図、コンパスがたよりです。
(9)
やや荒れぎみの笹の道「(8)の写真」を登って
進むと先に何とアカヤシオツツジの群生帯が
あるではありませんか。これはラッキーです。
(10)
きれいに沢山咲いています。こうなると
丹勢山の山頂に向かうことも
すっかり忘れて、写真撮影です。
(11)
男体山も見えてすばらしい
景色です。同行のTさんも
写真撮影に大忙しです。
(12)
アカヤシオツツジと男体山
(13)
可憐なアカヤシオツツジです。
(14)
まだ蕾も多くあります。
(15)
綺麗なアカヤシオツツジが
多いのでなかなか先に
進むことができません。
(16)
アカヤシオツツジの先には丹勢山の
山頂が見えています。そろそろ山頂に
向って出発することにします。
(17)
アカヤシオツツジの群生帯から斜面を
下りると青いテープが巻かれた木が
あります。ここでも標識が無いので
正面に進むのか、右折するのか
はっきりしません。ここでは右折する
ことにして、先に進むと広い笹の原に
出ました。左奥にテープを発見。
(18)
笹の原を進むと目指す丹勢山の
山頂が見えてきました。

山頂が見えてきたので
張り切って進むTさんです。
(19)
しばらく進むと野州原林道に出ました。
ここにも標識がないのでテープを探します。
(20)
ありました。中央の木にテープが
巻いてあります。早速、
Tさん登りにかかります。
(21)
山頂に向うと登山道に綺麗な
アカヤシオツツジです。
(22)
ここではまだ蕾が多く、満開には
少し先になりそうです。
(23)
振り返ると男体山が
大きく見えます。
(24)
林道からすぐに丹勢山の
山頂に着きました。
山頂にはダケカンバに小さく
「丹勢山」と山頂標識が
取り付けられてあります。
(25)
ダケカンバ側からは男体山や
大真名子山、女峰山が
見えます。男体山を背に
満足そうなTさんです。
(26)
山頂標識前で記念撮影を
お願いしました。
(27)
ついでに女峰山を背に
もう一枚パチリです。
(28)
帝釈山(2455m)〜女峰山(2483m)の
雄大な眺めです。
(29)
山頂から東側に目を向けると
あれ?小さな山の斜面に
アカヤシオツツジの群生が
ありますよ。
(30)
はっきりしないが踏み跡があるような
ので折角なので行ってみることに
しました。
(31)
道は不明なのでササ原の中を
右に左に適当に歩いて進みます。
(32)
小高い丘のような山の前に到着
しました。アカヤシオツツジが
すごいですよ。
(33)
急斜面にアカヤシオツツジが
群生しています。ヤマ勘が
大当たりしたようです。
(34)
ザックを置いて、カメラを持って
急斜面を山頂に向って登って
みました。
(35)
標高が約1,330mの無名峰の山頂
には三等三角点が置かれてありました。
(36)
この無名峰の山頂で時間をかけて
アカヤシオツツジを楽しみます。
(37) 社 山 (左奥) 〜 黒檜岳(右奥)       (38) 男 体 山 (2486m)
(39) 男体山   (40) 大真名子山(左奥)
(41)
Tさん、大真名子山を背に記念撮影です。
(42)
こちらは男体山を背に記念撮影です。
(43) 山 頂 は 雄 大 な 展 望 (44) 大真名子山と小真名子山(右奥)
(45)
ヤマ勘大当たりのアカヤシオツツジの
咲く山に大満足しておなごり惜しく
下山開始です。下山途中で男体山の
良く見える大岩の上で休憩です。
(46)
右側の登山道から野州原林道に
出ました。左奥に男体山の頭が
見えています。
(47)
下山は野州原林道を経由して戻ることに
しました。
「カラスと一緒にかえりましょ〜♪」
と歌いながらトボトボ帰る同行のTさんです。
(48)
この林道を約1時間歩いて
沼ノ平分岐まで戻ります。
(49)
林道の途中にもアカヤシオツツジの
群生帯があります。
(50)
遠くに前日光の夕日岳〜薬師岳の
山並みです。
(51)
林道をトボトボ歩いて裏見の滝分岐
(標高1,112m)に到着しました。
(52)
裏見の滝分岐から約15分で
沼ノ平分岐付近のゲートが
見えてきました。
(53)
ゲートに到着しました。お疲れ様でした。
* 林道の途中で気付いたのは林道に
  大きな鹿が3頭倒れていました。この
   ゲートのそばにいた地元の人に聞いた
  ところ、2月の大雪のためにやられた
  とのことで下の沢付近でも約10頭が
倒れていたとのことです。
 (了)
click here  → 【 アカヤシオツツジの咲く山編 】
 click here →  【 お気に入りの山編へ戻る 】

Back

inserted by FC2 system